プレゼント(無料教材コーナー)はこちらです。
保護者の方がご自分で、お子さんに関する質問に答えて採点するセルフチェック方式のチェックテストです。
30問の質問には、言語・常識・数量・図形・巧緻性という知能開発の5つの分野の内容を取りあげています。保護者の方は、これらの質問について、お子さんにあてはまるかどうかをお考えの上、「はい」か「いいえ」かのどちらかでお答え下さい。
「はい」1つで1点とし、分野ごとに点数を合計して「評価表」に記入してください。
『できるかな?チェックテスト』は、ご家庭で手軽にお子さんの知能面(ことば、数・量、図形、常識、記憶、巧緻性)の発達チェックができ、これからの家庭での学習の方法についてアドバイスが得られます。
保護者の方が問題文を読んであげて、お子さんがクレヨンや色鉛筆で印をつけながら問題に答えるテストです。
絵本について
「幼児が賢くなる絵本」のページをご覧ください。
年齢別学習計画
<大まかな学習計画をたてる>
知能開発をすすめる上で、一番基礎になるのが学習計画です。いきあたりばったりに学習を始めるのではなくて、子どもの年齢や発達段階にあわせて、どのような内容について、どんな教材・教具を使った学習をするかを、大まかに決めておくことが大切です。
知能開発には、「言語」「数量」「図形」「記憶」「常識」「巧ち性」の6つの領域の学習が必要です。これらの領域において、小学校入学前までにどのような学習をすればよいか、ご説明しておきましょう。
詳しく読む
「言語」の学習は、これらすべての中でも最も大切なものです。ことばは、私たちのコミュニケーションの手段であり、思考する道具でもあります。幼児期の知能開発は、何よりも言語能力をしっかり養うことを中心として考えることが必要です。
身近な事物の名前を知ることから始めて、抽象的なことばを理解することまで、語彙力をつけることが大切です。
文字については、ひらがなを一通り読めること、自分の名前をひらがなで書けること、の2つを就学前までにできるようにしたいものです。子どもの文字への興味を大切にしながら、学習を進めて下さい。
「数量」の学習は、同じものを仲間としてとらえることから始めます。ものと数字とを1対1対応させながら、多さを抽象的に表している「数」の意味を理解させることが大切です。就学前には、30くらいまで数唱ができることと、具体的なものを使って、10くらいまで数を数えたり、多さを比べたり、足したりひいたりすることができるようにしましょう。
「図形」の学習は、同じ形を見つけたり、空間での位置関係を考えたりというような問題を通して、認識力や推理力を養うものです。言語や数量の領域の学習が主に左脳中心であるのに対して、図形の学習は、右脳を活性化させるものです。幼児期には、積み木やパズルなどを使って、自分で実際にいろいろな形を作って遊ぶ体験をたくさんさせることが大切です。
子どもがイメージする力とともに、いろいろな角度からものごとを考える力のもとを育てます。
「記憶」の学習は、ものごとを連続的に理解するためには欠かせないものです。短いお話を記憶したり絵を短時間に記憶する練習をすることによって、集中力を養うこともできます。
「常識」の学習は、自然や社会のいろいろなものごとについて、子どもに興味をもってふれさせてゆくものです。身近な動植物を観察したり世話をしたりしながら、子どもはいのちの神秘さに気づいていきます。季節の変化や気象現象に関心を持つことで、自然の偉大な力を感じとっていきます。世の中にあるいろいろな人々の仕事について理解することで、感謝の気持ちもめばえてきます。常識の学習は、単に知識を得ることだけでなく、子どもの心を感性豊かに育てるためにも大切なものです。
「巧ち性」の学習は、手先を使う学習です。はさみを使って切ること、のりではること、紙を折ることの他、鉛筆で線や文字をかく練習も含まれています。手先を使う機会をたくさん持つと、脳が刺激されて能力の発達が促されます。就学前までに、はさみを正しく使い、鉛筆で自分の名前をかけるように練習させましょう。
以上が、小学校入学までの知能開発の各領域の学習内容の概要です。
学習計画は、これらの内容を領域ごとに、年齢や発達段階にあわせて段階的に配列し、学習する内容に応じた教材・教具でどのような学習活動を行うかを具体的に決めたものです。
●知能開発を行うには、どんな内容をいつ学習するか、大まかに学習計画をたてることが必要
●学習計画は、言語・数量・図形・記憶・常識・巧ち性の6つの領域ごとに、
就学前までに学習する内容を年齢別に分け、どんな教材・教具を使った学習活動をするか具体的に。
学習計画の一例として、教育デザイン研究所の「年齢別・学習計画表」をご紹介しておきましょう。
記事
・ジグソーパズルのすすめ
・「子どもを伸ばす愛情教育」より
・「子どもの知能は限りなく」より
・「幼稚園では遅すぎる」より