どんどんドリル

教材の紹介

「どんどんドリル」は、運筆力を高めながら、ことばや数、図形などの概念を学習する教材です。
親や先生が１問ずつ発問し解答解説していく「すくすくどんどん」のような形式ではなく、子どもがほぼ自主的に学習するための教材ですので、「記憶」や「知識」分野の問題はありません。

「すくすくどんどん電子版」や「すくすくどんどん総合版」を終えた子どもが復習に利用する、
または同時並行的に使用すると効果的です。また、少人数の幼児教室や幼稚園などの預かり保育、保育園、珠算塾等々で、年齢やレベルの違う子どもたちを同時に指導する場合などにも適しています。

「ことば」のページでは、幼児に身近なことばを基本語彙として、繰り返しとりあげています。
ひらがなをなぞる練習では、その文字を含むことばをいくつかとりあげて行います。
書くのが簡単な文字から順に学習したり、「あ」から順にその文字で始まることばを集めたり、
「野菜」「けもの」といった同じジャンルのことばを集めたり、いろいろな観点からことばを集め、あきずに何回もなぞる練習ができるように構成しています。

「かず」のページでは、数字のほかに、数をあらわす具体物の絵やドッツなどの印を一緒に
とりあげながら、１から１０までの数の概念をきちんと理解できるようにしています。
また、１から１００までの数列を何度も繰り返し書く練習をすることで、数字の並び方の規則を自然に理解できるようにしています。(１～10号で）

「どんどんドリル」の構成

「どんどんドリル」は全部で９６０ページあり、９６ページずつ１から１０号まで分けております。
学習対象年齢は「1、2号は3歳児から」、「3、4、5号は4歳児から」、「6～10号は5歳児から」が基本です。

問題文は各ページの上の部分に入っています。
同じような発問形式の問題が多いので、初めに説明してあげれば、
あとは子どもが自分で学習を進めることができます。
年長用の問題文はすべてひらがなで分かち書きしています。
子どもが自分で読んで問題に取り組むことが目標です。

どの教材からはじめるか

こどもの発達度には個人差があります。
この知能診断チェックシートを、どの教材から始めるのがよいかの目安にしてください。
充分に易しいと思われるところから始める方が効果的です。

）

使い方

・あらかじめ、問題ページを印刷しておいて下さい。
・「用紙に合わせる」で印刷すれば用紙の大きさはどれにでも対応しますがA4サイズが標準です。
詳しくは印刷の方法をご覧下さい。
・４Ｂくらいの鉛筆か、１０～１２色の色鉛筆を使って学習します。（クレヨンでもかまいません）
・年少児、年中児の場合は初めの何問かは「問題文」を、読んであげて下さい。
・お子さまが回答し終わったら、○付けをしてあげて下さい。
・お子さまが上手にできたことを、ほめてあげましょう。
・「できた」「ほめてもらった」という小さな成功体験の積み重ねが、お子さまの学習意欲を高めていきます。